投稿者: IEMAスタッフ
新田塚スポーツクラブアークでCPR Basic+AEDセミナー開催
新田塚スポーツクラブアークでCPR Basic+AEDセミナーを開催
11月21・23日、山田協会理事が指導
福井県の新田塚スポーツクラブアークで1月21・23日、CPR Basic+AEDセミナーが行われました。60名位の方が受講され、長年、継続されている方はもちろん、新規の方も一生懸命学ばれておりました。
今回のセミナーで感じたことは、継続年数が長い方中心に、「チームで」、「みんなで」、と協力し合って救助することを意識されていることでした。ならばと、こちら側もスポーツクラブの現状に即した内容でAEDシュミレーションを行ったところ、実際に起きた時の連携までも取り入れてました。立っているだけ、見ているだけの人がおらず、一人ひとりが役割をもって動けるよう行えました。
また、過日のアメリカでの学会(ECCU)での内容をお伝えしたところ、50kgたない女性も5cm以上の胸骨圧迫をやり遂げ、「やっぱりコツですね」と、試験にも無事合格されておりました。(山田美絵子・協会理事)
※同クラブは、協会セミナーを20年以上も続けて開催しており、実践的な内容も加味できたのは、「この継続の力」だったのかもしれません。
山の案内人のためのセミナーを開催
「山の案内人のためのCPR&AED+ECセミナー」を開催
――KiNOA主催で、長野県・霧ヶ峰高原 「鷲が峰ひゅって」にて
「山の案内人のためのCPR&AED+ECセミナー」が11月5・6日、長野県・霧ヶ峰高原の山岳施設「鷲が峰ひゅって」で開催され、新規受講者6名とEMAインストラクター3名の合計9名が参加しました。指導を担当したのは白鹿子協会理事長で、2日間にわたり講義・実技を行いました。
今回のセミナーを主催したのは、地元の自然保護活動や山岳ガイドなどに携わる「KiNOA」(キノア、代表・山川次彦氏)。
夏場に霧ケ峰高原を訪れるハイキング客が、もしケガや急病になっても、現場に救急車が到着するには約40分かかります。KiNOAは、山の案内人であるビジターセンター職員が、ガイド中に急病人が発生した場合、現場に救急車が到着するまでの間、できる限りの救急処置の対応がとれるよう、毎年、救急法セミナーを実施しています。
今年は、現実的に必要度の高い、ケガや急病に対応するためのECセミナーも加え、CPRとAEDを使用した講義、実技が行われました。
受講者からは、「年に一回のセミナーですが、ふだんは自主トレーニングを行い、技術・知識レベルの維持に努めています。今回の受講で、より確実な技術・知識レベルを身に付けていきたいと思います」などの感想、今後の抱負が語られていました。